「あなたがたは、わたしにとって聖でなければならない。主であるわたしが聖だからである。わたしは、あなたがたをわたしのものにしようと、諸民族の中から選り分けたのである。」 レビ記 20章26節

カナン地域に元々あった偶像神のモレクに、子どもをいけにえとしてささげる(即ち殺す)ことを厳しく禁じることばから20章は始まります。
続いて、姦淫の罪から離れるように細かく律法が示されます。
その罪は、自分の血で償わなければならない厳しい律法です。

それらのことを主が命じるは、主が聖であるからです。
聖なる神に愛され、従う民は聖でなければならないのです。
汚れからは徹底的に離れるのです。

そしてここに特徴的なことばがあります。選り分けるです。
24節にも同じ「選り分けた」とあります。
強調しています。
神様がイスラエルの民、現代の信仰者である私たちを、完全に離すのです。

しかし、同時に私たち自身が、それらから徹底的に離れることも求められるのです。
主に愛されたということは、主が選り分け、別の者としてくださったのです。
そして、主のものとしてくださった。

だからこそ、私たち自身も古い慣習、罪と汚れから離れることを必死に求めるのです。
聖と汚れは、交じり合うことはできないのです。
既に主によって選り分けられています。求めればかなうのです。

シャローム