「罪に定める務めに栄光があるなら、義とする務めは、なおいっそう栄光に満ちあふれます。」コリント人への手紙 第2 3章9節

モーセは,主から授けられた「十戒」を通して,人々に罪について教えました。
十戒に照らすことで,私たちは何が罪であるのかを知ったのです。
モーセの働きは,この点において、人々を罪に定めるための務めであると言うのです。
それでも,その務めは神に喜ばれるもので,神の栄光を現すものです。

そして義とする務めとは、イエス・キリストの福音を伝えることです。
イエス・キリストを救い主と信じるだけで罪から救われることを伝え,人々を導くことです。
この務めは人々を生かし,永遠へと繋がるものです。
そして福音を伝える人の足は美しく,神の栄光を現します。
モーセの務めに並ぶ大切な働きが,私たちに委ねられているのです。驚きです。

これは隣人を罪に定める務めではなく,罪から解放するための務めです。
人々に喜ばれ,神が喜ばれ、その務めはむなしく終わることがなく,伝えた人にも喜びを与えます。
私たちは今,この務めを、いつでも自由に十分にすることができます。
たとえ小さな働きでもそれをしたいものです。
自分自身の益のためではなく、神の栄光を現す務めを果たしていきたいと思います。
シャローム