「私は、この都の中に神殿を見なかった。全能の神である主と子羊が、都の神殿だからである。」 ヨハネの黙示録 21章22節

終末には、私たちが生きる地は滅び失せます。そして新しい天と新しい地が整えられて、造られるのです。
そこは主を信じる人たちが生きる場所となりる都なのです。
その場所の姿は、創世記に記されているエデンの園のようでもあり、まったく新しい都でもあります。

都には城壁があり、そこは12の宝石で造られています。
その姿は正確に知ることはできません。分かっているのは、現在のエルサレム、現在の地上の姿とはまったく異っているということです。

一つの大きな特徴があります。
それは都ですが、そこに神殿がないのです。
エルサレムには、聖所がありました。祭司だけが入ることが許された聖所です。
その神殿、聖所に当たるものがないのです。
何故なら、新しい地、都がそのまま神殿であり、全能の神である主と子羊がいつもともにおられるからです。

都には賛美の声しかありません。
主を間近に感じながら、いつも賛美の声が溢れる都が、信仰者が新しく生かされる場所です。
そこに住むことが信仰者の喜びそのものであり、神の栄光があり、信仰者の賛美がある場所です。
汚れも罪もなく、悲しみ苦しみもない都に住む日が来ることを覚えながら今現在をしっかりと歩みたい。

シャローム