「麗しさは偽り。 美しさは空しい。 しかし、主を恐れる女はほめたたえられる。」箴言 31章30節
ここ31章は、10節から素晴らしい「強く、能力があり、優れていて、富んでいる」女性とはどのような人なのかを示します。
そして、そのような女性を妻にすることの喜びと、母である素晴らしさを教えます。
その結論として、外見的な美しさは空しいが、内面の信仰こそが魅力であり、素晴らしいと言うことを教えます。
それは究極的に、箴言が1章7節、即ち、箴言の最初に教えていることなのです。
「主を恐れることは知識の初め」このことばに尽きるのです。
更に言えば、箴言の最後である31章は「私の子よ」と、愛をもって語りかけられていることに目を留めます。
主は、私を子と呼び、優しく語りかけ導いてくださっているのです。
真の神である主への信仰のある素晴らしい内面の女性を妻にすること、そのような女性が母であること。
それは男性もまた、富や力を頼りとするのではなく、内面に主への素晴らしい信仰がある人でなければ、そのような女性を見つけられないでしょう。また信仰がないければ、ふさわしい夫にはなれません。
素晴らしい母を敬う、信仰者の息子とはならないのでしょう。
信仰者の真の麗しさと美しさは外へもにじみ出てくると思うのです。
もし、信仰がなければ、その麗しさは偽りとなり、空しい美しさと見えるのです。
主を恐れること。
これが始めから終わりまで、私たちに必要で大切なことです。
シャローム