「もし、あなたが高ぶって、 愚かなことをしたり、企んだりしたら、 手を口に当てよ。」箴言 30章32節
ここで「高ぶって」「愚かなことをしたり」「企んだりしたり」と、示しますが、もちろんこれはそうするなと言う意味でしょう。
そのような思い、行ないは、良くない結果を自分に身に招くことになるのです。
そしてそれらの過ち、悪しきことは、不用意な言葉や心悪しき思いから出る一つひとつの言葉が発端となるのです。
私たちの口から出る言葉の多くは、愛の足りないものだったりするのです。
だから「手を口に当てよ」と、命じるのです。
不用意な言葉を唇に上らせないように、命じるのです。
それは5節、6節に、神のことばが十分であり、愛があると同時に力がある言葉であるのとは反対なものです。
高ぶったり、愚かなことをしないようにするには、私たちは口を慎むべきです。
でも、そのためにはまず、聞くことが大切です。
それは人ではなく、神のことばを聞くことです。
日ごとに、神のことばを聞くことを大切にして、神のことばに従い。
自分のことばを控えて、不用意な言葉、愛の無い言葉を唇に上らせないようにするなら、良い結果、豊かな恵みが主から来るのです。
「手を口に当てよ」
簡単なようで難しいことであり。
たったそれだけのことが自分の身に祝福を招くのです。
私が、神のことばを聞いている時、神もまた私の言葉を聞いておられる。
シャローム