「おまえたちはわたしに向かって豪語し、わたしに向かってことばを重ねたが、わたしはそれを聞いている。」エゼキエル書 35章13節

エドム人とその町々への主のさばきについて語られます。
エルサレムが侵略されて崩壊するとき、そこから逃れてくる人々を、エドム人は殺して、バビロンに協力をしたと言う歴史があります。
エドム人とユダヤ人は親戚関係に当たりますが、エドム人はユダヤ人、エルサレムを憎んできたのです。それは双子の兄弟エサウとヤコブの争いからずっと続いているものです。

エドム人はエルサレムを憎み、憎しみの言葉を口にしました。
繰り返して酷いことばを口にして、エルサレムを苦しめたのです。
バビロン帝国に苦しめられるエルサレムを助けるどころか、かえってさらに苦しめたのです。

エドム人はユダヤ人を憎みましたが、それはエルサレムを愛してくださった主を憎むことであり。
主に敵対することでした。
憎しみの言葉、攻撃の言葉は、そのまま主に向けられているのだと、ここで主は明かすのです。

隣人、友人を憎む言葉。苦しめる言葉、悪意は、それを主は聞いておられるのです。
憎しみの言葉ではなく、愛の言葉を。
攻撃の言葉ではなくとりなしの言葉を。
豪語するよりも謙遜に語ることを、日々、自分の言葉としたい。
今日も、賛美と祈りの声を上げていきましょう。

シャローム