「そこでマノアは、子やぎと穀物のささげ物を取り、それを岩の上で主に献げた。主のなさる不思議なことを、マノアとその妻は見ていた。」士師記 13章19節 (2017新改訳)
次に登場するさばきつかさはサムソンです。
これまでのさばきつかさと違って、サムソンが生れるまでのことが13章に記されます。
生れる前からさばきつかさとして、主に召し出されている人であり。
ナジル人と言う特別な誓願を立てた人でもあります。
最初は、不妊の女性であったマノアの妻に主の使いが現れて、男の子を産むことが伝えられます。3節。
そしてその子は、母の胎内にいるときから神に献げられたナジル人であることが示されます。
その後、夫のマノアも、主の使いの声を聞くことになります。
マノアは主の使いに名前を尋ねるのです。
その名は「不思議」です。
何故、マノアは名前を気にしたのでしょう。
名を知ることは、相手をより深く知り、交流を持つことです。
マノアは、これから不妊の女性であった妻が、特別な男の子を生むことに不安があったのでしょう。
それなので、主の使いに、もっと色々と教えて欲しい、励まして欲しいと、密かに考えたのではないでしょうか。
しかし、答えは不思議。
主のなさる不思議なことを、私たちは経験し、主を誉めたたえるのです。
貴方にも、私にも、主の不思議な業が現れます。
貴方の日々に、私の毎日にも、主の不思議な業が起きるのです。
主の不思議を経験した私たちなので、私たちはイエス様を愛して従うことができるようになったのです。
主の不思議は、不思議で理解できないことばかりですが、貴方の恵みになっているのです。
主の不思議は、貴方の恵み、喜び、祝福そのものなのです。貴方は知っているでしょうか。
シャローム