「正義を、ただ正義を追い求めなければならない。そうすれば、あなたは生き、あなたの神、主が与えようとしておられる地を自分の所有とすることができる。」申命記 16章20節 (2017新改訳)

16章は17節までが、主の祭りを祝うことを命じます。
それは奴隷であったエジプトから主が解放して連れ出してくださったことを祝って、決して忘れないようにするためです。
いつも主の恵みが先に私たちに与えられて、私たちは、その主を礼拝し、主の祭りを祝って、主を賛美するのです。

その祭りの規定に続いて、主は命じるのです。
さばきを曲げてはいけないことを、命じます。
主の祭りの規定に続いて、突然、さばきつかさのことやさばきを正しく行うことを語るのです。
そしてここで「正義を、ただ正義を追い求めなければならない」と、命じます。

唐突に思えることばですが、主を信じて礼拝することと、正義を追い求めることは、同じ心でするのです。
主を信じて主に従おうとする者は、正義を追い求めるのです。
ここで言う正義は「主の正義」です。私の正義ではありません。

ここでの表現も、正義を追い求めるなのです。
正義を行うとは、語られていないのです。追い求めよと、主を慕い、イエス様の足跡を辿るように、正義も追い求めることが命じられるのです。
心に刻んで、正義を追い求めて行きたい。
主を愛し主に従う人は、主の正義を求め、ただ正義を追い求めることをする生活の中で、主の祝福を受け取っていくのです。
シャローム