「必ず彼に与えなさい。また、与えるとき物惜しみをしてはならない。このことにゆえに、あなたの神、主は、あなたのすべての働きと手のわざを祝福してくださるからである。」申命記 15章10節 (2017新改訳)

主は、七年ごとの終わりには、負債を免除するように命じます。
本来は、主が祝福するので、貧しい人はいなくなるが、主の前に命令を破ったりすれば、貧しくなることもあるのです。
しかし、そのような場合でも、貧しい人をそのまま放っておいてはいけないのです。
必ず、手を開き援助しなければなりません。
同報を愛し、あわれみの心で助けるのです。

そのとき、惜しみなく与えなければなりません。
主が、惜しみなく与えてくださっているからです。
もし、七年目が近づいている時期だということで、惜しんで援助しないで与えないと、それは罪です。
主は、それをよこしまな考えだと指摘します。

惜しんで与えないことは、よこしまな心なのです。
惜しんで与えないことは、主に背き、罪を犯すことになるのです。
主はここで「必ず」と言われる。必ず与えて助けるように命じるのです。
この主のことばを大切に聞かなければなりません。

与えるための物は、主が、祝福してくださるので、心配はいらないのです。
惜しみなく与える人は、豊かになり。
惜しむ人は、よこしまな人となり、乏しくなります。

また、惜しむ人は、同報を助ける機会を失い、修復を受ける機会を失うのです。
豊かに持った物は、手を握りしめて抱えるのではなく、手を開き惜しみなく与えていこう。
そうすれば、さらに祝福されていくでしょう。
シャローム