「また、あなたがたの任職の期間が満了する日までの七日間は、会見の天幕の入り口から出てはならない。あなたがたを祭司職に任命するには七日を要するからである。」 レビ記 8章33節

祭司、祭司の任職について教えます。
祭司だけは、特別に献げられたいけにえの肉を、儀式の後でその残りを食することが許されています。
しかし、祭司もまた罪人であることを覚える必要があります。
28節を読むと、このいけにえは完全に煙にします。これが祭司が自分のために献げるささげ物だからです。
自分のためのいけにえですから、食べることはできません。

そして任職の最後には、このように教えられています。
「任命するには七日を要する」
祭司の家系から選ばれて祭司となっていきます。
しかし、罪人である者が、特別に主の前でその務めを果たす祭司として正式に立つには、七日間という長い期間を通して整えられ、教えられていかなければならないのです。
それほどまでに祭司の職務は重要であり、人の罪は大きく深いものなのです。
簡単な一度の儀式で任命していただけるものではないのです。
祭司となる本人も、民の全体もこの七日間を過ごすことで主の聖さと私の罪を深く意識します。
そして心から主に仕える者となっていくのです。祭司も民の一人ひとりもです。

七日間、大切な完全な期間です。
また、私は七日間を過ぎるごとには、主の前に同じ心で礼拝しなければいけないのだと思います。

シャローム