「ギデオンは、それでエポデを一つ作り、彼の町オフラにそれを置いた。イスラエルはみなそれを慕って、そこで淫行を行った。それはギデオンと一族にとって罠となった。」士師記 8章27節 (2017新改訳)
ギデオンは私はあなたがたを治めません〜しゅがあなたがたを治められます」と、23節で語ります。
これは正しいのです。
イスラエルのの真の王は主です。
イスラエルを治めるのは主です。
王制政治の国家ではなく、神制政治の国家なのです。
それを知っていたギデオンでしたが、勝利と豊かさは、僅かな間違いを産み、それが罪へと繋がります。
ギデオンはエポデを作りました。
エポデは祭司の装束であって、偶像の神の像ではありません。
しかし大祭司が着るべきエポデを軽々しく作ったのは間違っています。
また、ギデオン自信がエポデを着て、いけにえを献げたのでしょう。それも間違っています。
こうして主を知っているはずのギデオンが、勝利の結果としてエポデを作ってしまったことが、民を偶像礼拝へと誘うことになります。
僅かなことなのです。
地位や名誉に誘惑されないで、この国の王は主です、主が治めるのですと告白できたギデオンが、エポデを作ってしまったのです。
主こそ神です、との告白を日々の生活の中で実践しなければいけないのです。
私の日々の生活に信仰を加えるのではなく。
信仰に生きるのです。
信仰が具体的な日常に形になって現れることを求めたい。
シャローム