「「神を見られない」とあなたが言うときには、なおさらだ。しかし訴えは神の前にある。あなたは神を待て。」ヨブ記35章14節
ヨブは多くのことを語りました。
エリフは、そのすべてを神を聞いておられると語るのです。
そして、訴えは神の前にあるのだと、示します。
ヨブが神が報いてくださらない、答えてくださらないと、思うならば信仰の大切な要素、原点に戻ることをエリフは語るのです。
あなたは神を待て。
明確な言葉です。
他に付け加える言葉は要りません。
神を待望すること。
神を信じているならばこれに勝る問題の解決はありません。
これに勝る慰めもありません。
ヨブは、いつの間にか神をまるで人間の友人の一人のように対等に対話していました。
それは全能であわれみ深い神を小さな神にしてしまいます。
神を待て。
神は知っておられる。
神は最善の恵みと祝福で答えてくださる。
神を待て。ただし、神は神のみ心のままに、その時を定めておられる。
神の時を待て。
エリフは、ヨブに対して口を閉じて神を待てと迫ります。
私たちが神に対して、自分の言い分ばかりを並べる時、私たちは神を待つことを忘れているのです。
神を待つこと、それは今日も同じです。
何か事が起きても、起きていなくても、
神を待て。エリフの示す言葉を今朝は心に覚えて、歩みを始めたい。
シャローム