「「イスラエルの子らに命じて彼らに言え。 あなたがたがカナンの地に入るときには、あなたがたへのゆずりとなる地、カナンの地とその境界は次のとおりである。」民数記 34章2節 (2017新改訳)
主のことばにより、いよいよ12部族にカナンの地が割り当てられます。
その地は、単なる「土地」ではありません。
主が創造され、主が所有され、主の主権が及ぶ地です。
その地は、売り渡されるような地でもありません。
「ゆずりの地」であり「相続地」なのです。
主から預かり、主への愛と従順を持って用いるべき恵みの地です。
間違えてはいけないのです。私が勝手にすることが許されているのではありません。
そしてもう一つ大切なことがあります。
ここカナンの地には、境界線があります。
部族ごとの境界線とともに、約束の地の周辺の地との境界線があります。
欲望のままに、果てなくイスラエルの領土を広げることは、主が認めていないのです。
主の恵みと守りがある約束の地なのです。
その地を広げるのは、主に背を向けている人々を招き、悔い改めて主を信じて愛する民、人となって広がっていくのです。
土地を広げるのではないのです。
主の恵みは十二分にあり、満たされています。
その恵みには限界はありませんが、新しい人を恵みへと招く為に境界線が示されています。
日曜日です。主の恵みの礼拝へと招かれています。
シャローム