「新しいこねた粉のままでいられるように、古いパン種をすっかり取り除きなさい。あなた方は種なしパンなのですから。私たちの過越の子羊キリストは、すでに屠られたのです。」コリント人への手紙 第1 5章7節
古いパン種とは、罪の性質であり、ここでは具体的に不品行の罪のことを言っています。
種なしパンは、文字通りのパンのことですが、これはあの出エジプトの出発前夜にユダヤ人が、主の命により食べたパンを示しています。
すなわち、種なしパンを食べた翌日には、エジプトの奴隷から解放されて、新しく出発しました。
子羊キリストが十字架で死んでくださったことで、私たちの罪は精算されています。後は、出エジプトを果たしたように、新しく出発をするのです。
すなわち、私の内側から具体的な罪を放り出し、罪の性質も放り出して、新しいこねた粉のまま、、もう種を決して入れないで、出発をするのです。
しかし、コリントの教会の人は、そこで自分の行いを誇ってしまうのです。
パウロは、それも放り出して、ただただ、キリストに委ねて、信仰のみで出発することを教えます。
すでにこの旅の成功は王は確かです。キリストに委ねて、勝利の目的地に向かって確実に歩めるのです。
ですから、自分を誇らず、他人と比較などせず、ただキリスト・イエスに委ねて歩むのです。
私たちは、すでに新しいこねたまま、罪を入れないパンの生地なのです。
ここから旅は始まっています。期待して歩もう。
シャローム