「火は絶えず祭壇の上で燃え続けさせなければならない。消してはならない。」 レビ記 6章13節
9節と12節にも「燃え続けさせなければならない」と、祭壇の火について記されます。
ここ13節では、続けて「消してはならない」と、念を押すように強調します。
いけにえを献げて燃やして煙にするための祭壇は、そこで燃えている火が重要です。
火が燃え続けていることは、主がいつでも私たちが献げて煙にすることを待っていてくださることを示しています。
私たちは、いつでも主に近づき献げることが許されているのです。
主は、常に待っていてくださる。
そしてそれは主がいつも私たちを見ていてくださることも示しています。
主は、罪を犯す私たちを見捨てない。呆れて去って行くことはしないのです。
ですから、私たちは、祭壇の火を消さないように見守り続けることで、主が私を見ていてくださることを忘れないようにするのです。
そして見守られている者としてふさわしく歩むのです。
主は火を消さない。しかし、私はその火が消えないように守り続けることが必要です。
祭壇の火を見ることは、私の心が罪から離れていることを見守ることに通じるのです。
火は、燃え続けさせ、消してはならない。
主への信仰と従順な心も、燃え続けさせ、消してはならないのです。
シャローム