「見よ。天と、もろもろの天の天、地とそこにあるすべてのものは、あなたの神、主のものである。」申命記 10章14節 (2017新改訳)
主の命令と掟を守ることを命じることばに続くのが、この14節のことばです。
そして15節になると、主がユダヤ人の父祖たちを慕って愛してくださったので、今の恵みと祝福が注がれると、語られます。
さらには、心の包皮に割礼を施すようにも命じています。
頑なになるな、うなじを固くするなととも、繰り返します。
私たちの心の中に、主のことばに完全に従うことへの抵抗感があるのです。
その問題の一つに、私たちが日々の生活の中で忘れがちなことがあります。
ここで指摘されていることです。
天と、もろもろの天の天、地とそこにあるすべてのものは、あなたの神、主のものである、ということ。
「見よ」と、語られる。
ハッキリと見て、知りなさいということです。
すべては主のものです。初めから主のものです。
主が、天も、天の天も、地も、地上にあるすべてのものも、お一人で創造された。
主が造られて、支えておられる。
私たちは、主の愛と、恵みの故に、主のものを自由に使うことが許されている者であること。
それを忘れて、自分の自由にしたいと思うのです。
私も主のものなのです。
主は、それを私を愛している存在だと言ってくださる。
その主のことばに従うのかどうか。幸いになるのかどうかが、問われています。
日曜日、主の礼拝の日です。
主のことばを慕い、主のことばを聞いて、従って歩みましょう。
シャローム