「あなたの神、主を心に据えなさい。主があなたに富を築き上げる力を与えるのは、あなたの父祖たちに誓った契約を今日のように果たされるためである。」申命記 8章18節 (2017新改訳)

主は、主のことばを守り、主を恐れるように命じます。
荒野の旅をしている40年間に、衣服はすり切れず、足も腫れなかった。
不自由なクパンを食べた。
それらはすべて主の恵みによるものでした。

主は、主のことばを守らないことは、主を忘れることなのだと、語ります。
生活に満ち足りたときに、自分の力でそれをしたのだ、自分の力だけでそれができるのだと、言ってはならないと命じます。
すべては主が恵みを与えて、助け導いてくださったからなのです。

今朝、目に留まったのは「心に据えなさい」とのことばです。
主を、心に信じるというのは、なにかあやふやで移ろい変わるようなものではないのです。
趣味、嗜好なら、年齢とともに変わることもあるでしょう。
倫理観も変わって行くことがあります。
時代や土地地域によって流行り廃りもあるかも知れません。
しかし動かさないもの、動かしてはいけないものもあります。

私の心の土台に据えて、そこからすべての行動を決める。
しっかりと心の基礎に置いて動かさない。
そういう心の持ち方です。
ですから、忘れることがありません。忘れることなどできないのです。

心の中心に主があるかどうか、主を心に据えて、私は生きているか?
それをもう一度探って、心にしっかりと私の神、主を据えて、今日の歩みをしたい。
シャローム