「主はあなたがたを最期まで堅く保って、私たちの主イエス・キリストの日に責められることのない者としてくださいます。」コリント人への手紙 第1 1章8節

今日は、新約聖書からコリント人への手紙の第1です。
コリントの教会は、パウロが第2回宣教旅行の時に尋ねて、福音を語りました。
そのようなこともあり、パウロはいつも気にかけていました。
ところが今、コリントの教会には問題があり、パウロはそれを解決したいと手紙を書いています。

教会が成長し、人が増えていく中で、人々は自分の好みとでもいう思いで、パウロが良い、アポロだ、いやケファを支持すると、分派、分裂の心配があったのです。
パウロは、自分は自分を支持してくれる人を増やす為に宣教をしていないと、断言します。
パウロは、主に仕え、主の為に喜んで奉仕するのです。

そしてパウロは、コリントの人々をただ、叱責して教えようというのではありません。
励ましつつ導いて、キリストの福音がいかに素晴らしいのかを教えて語るのです。

コリントのキリスト者が、時に迷い、失敗をすることがあったとしても、主はコリントの教会を愛して、最期まで守ってくださる。
その信仰を堅く守ってくださるのだと、教え励まします。
「主イエス・キリストの日」とは、イエス様が再びこの地上に来られる約束の再臨の日です。
そのゴールの日まで、イエス様ご自身が、弱い者、失敗の多い信仰者を守ってくださり、欠けのない者へと導いていてくださるのです。

神が真実な方だから、神は私を見捨てない。
神が私を見出してくださり、神の子どもとしてくださったのですから。
神ご自身が私に関わってくださるという、なんという幸せでしょうか。
シャローム