「すると突然、その御使いと一緒におびただしい数の天の軍勢が現れて、神を賛美した。」 ルカの福音書 2章13節

御子であるイエスが、人となって地上に生まれてくださった時のことを、丁寧に教えてくれるのはルカです。
ここ2章は、イエスが、ベツレヘムの町で生まれることになった経緯を記します。
その上で、イエス誕生の知らせが、野宿をしながら夜番をしていた羊飼いに伝えられたことまでを細く教えてくれます。

喜びの知らせとしてイエスさまの誕生が告げられたわけです。
その時、御使いが知らせを伝えただけでなく、天の軍勢も加わり、神を賛美したのです。
それもおびただしい数の天の軍勢だと言います。
それは最上級の賛美であることを現しているのです。
御使いと天の軍の将が一緒に賛美したとしても、それは素晴らしい賛美でしょう。
それがおびただしい数の軍勢による賛美なのです。

御子の誕生は、罪人である私たちを救うためのものです。
私たちがそれを知り、信じた時に、私たちは感謝と共に賛美するようになります。
しかし、誕生のその時、既に天の父は、御子が救いの業を始められて地上に生まれたことを、最上級の賛美をもって見守っておられたのです。
私たちのためなのに、天と父も喜ばれ、賛美したのです。

私たちが、この御子を信じて罪が赦されることを、天の父も喜ばれ、賛美するほどなのです。
言い換えれば、私が御子イエスさまを信じることは、天の父が賛美をもって受け止めてくださるほどの素晴らしいことなのです。
私たちは、イエスさまを信じて、この天の軍勢の賛美に続いて歌いましょう。
クリスマスの天の軍勢の賛美が、私の喜びに繋がり、そこからまた賛美が湧き上がるのです。
シャローム