「まことに、神である主はこう言われる。「見よ。わたしは自分でわたしの羊の群れを捜し求め、これを捜し出す。」エゼキエル書 34章11節

ここでは神に愛されている契約の民であるイスラエルが羊にたとえらえています。
牧者はイスラエルの民であり、正しいことを行わず、かえって羊を食い物にして私腹を肥やすばかりでした。
そのような状況から、さばきがあり、羊は捕囚の民となっています。
今、主は、ご自分で民を捜し出して祝福すると言われます。

具体的には捕囚からの解放と帰還が与えられます。
その上で、主が再び祝福してくださるのです。

ここでの大きな恵と喜びは二つあります。
神が、ご自分で捜し出してくださるということ。
羊を深く愛してくださっていることが分かります。
もう一つは、捜してくださると言うこと。
2度繰り返して捜すと言います。
私たちが神に助けを求めたからではなく、神が愛して、神の方から捜し求め、探し出してくださると言う事実です。
神は、このように行動してくださる神。
愛してくださる神です。

シャローム