「悟りのある者はその顔を知恵に向け、 愚かな者は目を地の果てに注ぐ。」箴言 17章24節
ここで言う悟りのある者とは、自分で悟りの境地に達した者と言うことではありません。
自分をわきまえて謙遜に主の前を生きる人のことです。
悟りがあるとは、主のことばを聞いて、信頼して主のことばに従って生きることです。
その人は、知恵に顔を向けます。
それは明確に主の顔を見つめて、そのことばに聞き従おうとすることであり、目標を定めているのです。
それに対して、愚かな者ははるか遠くに目を注ぐばかりで、そこには具体的な目標がありません。
自分が歩むべき方向が定まらないのです。
神を見ようとしない、神のことばを聞こうとしないので、目が定まらず、耳が塞がれてしまうのです。
私たちは、朝ごとに顔を上げて主に向かい、その顔を見て、その声を良く聞きましょう。
私たちは、毎週の礼拝で顔を主のことばに向けて、良く聞いて従いましょう。
大切な知恵は、明確に主の顔に自分の顔を向けて聞く人が身につけていくのです。
主は、今日も私たちが、主にお会いしようと顔を上げるのを待っていてくださる。
シャローム