「また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれます。しかし、最後まで耐え忍ぶ人は救われます。」 マルコの福音書 13章13節

13章です。

地上に必ず終末の日が訪れることをイエスさまは弟子たちに語られます。
終末の日が近づくと、偽預言者の活動が活発となり、国と国、人と人との間にも争いが起きるのだとも教えられます。
しかしイエスさまは、そのようなことに惑わされないように示して、キリスト者に求められているものを明確に教えます。

私たちは、イエス・キリストが救い主であることを宣べ伝えるのです。
世界中のすべての人にイエスさまのことが語られていくことに参与するのです。
その働きは喜びですが、神に敵対する人によって憎まれることにもなります。
それは小さなことではなく、常に起こることであり、苦しめられることになります。

しかしそのことに耐えなければなりません。
イエスさまが十字架の苦しみを耐え忍ばれたように、私たちも耐え忍ぶのです。
罪が赦されて永遠のいのちを持つ約束は、どこまでも信仰のみです。
行ないによって、それが変わることはありません。
しかし迫害や非難に耐え忍ぶことも求められています。
それが証しとなり、私たち自身の侵攻が錬られて成長するのです。

十字架の苦しみを耐え忍ばれたイエス様に倣い、迫害を耐え忍んで宣教と証しに生きた信仰の先人たちに倣いたいものです。
御国というゴールは変わらないのです。
シャローム