「モーセはその血を取って、民に振りかけ、そして言った。「見よ。これは、これらのすべてのことばに基づいて、主があなたがたと結ばれる契約の血である。」」 出エジプト記 24章8節
主がイスラエルの民と契約を結んでくださいます。
それは主が民に対して、約束の地であるカナンの地を与えて、祝福をするということです。
そして民は、主のことばにことごとく聞き従い、行うということです。
これが契約の内容です。
この内容について、主と民は契約を結ばれるのです。
そして大切なことは、この内容を結ぶには、紙の書類にサインをするのではなく、いけにえを献げておこなうことです。
その時、いけにえの血は民に振りかけられます。
血が振りかけられることが同意したことです。
血は命を表します。
この契約は命をかけた契約です。いい加減な心で結ぶことは許されません。
最終的には、民の私たち一人ひとりの命が祝福される神様と結ばれて行くためには、この日の先に、エルサレムで御子であるイエス様の命がいけにえとなり、血が流されて契約は成就します。
目には見えませんが、今、私が神様と結んでいる契約は血の契約です。命がけの契約です。
そして契約によって、私は主から祝福を受け取っているのです。
祈るたびに、血が振りかけられた契約によって今の私がいることを覚えたい。
シャローム