「わたしが諸国の民の中からあなたがたを導き出し、その散らされている国々からあなたがたを集めるとき、わたしは、あなたがたを香ばしい香りとともに喜んで受け入れる。こうしてわたしは、国々の民が見ている前で、あなたがたのうちに、わたしが聖であることを示す。」エゼキエル書 20章41節

主が、20章で繰り返して示されるのは、主が、契約を結んでイスラエルの民をエジプトから連れ出して救い祝福したこと。
しかし、イスラエルの民は、主に背き、偶像を愛してそれに仕えたこと。
それなので、主は彼らをさばいた。
それでもなお主は、彼らを滅ぼし尽くすことを惜しみ、また、諸国の民の間で、主が救うと語られた民を滅ぼしてしまい、ご自身のことばを違えてしまうことにはしないということです。

義の神は愛の神であり、惜しむ神です。
神は、忍耐して、神に背く民の中から神への真の信仰に残る者を残して守ります。
さばきの結果、各地へと散らされて、捕囚の民となったイスラエルの人々を、神は、もう一度ご自信で集められて、捕囚からエルサレムへ帰還させると、恵みを与えます。
それは、神が、ご自分の結ばれた約束に忠実であり、ご自身の主権を持ってイスラエルの民を導き、治めるのです。
愛の神は、主権を持って私たちを治める神です。誰も、どんな存在もこの方の主権を脅かすことはできません。
神の主権の元に、私はあることを覚える朝としたい。

シャローム