「その日は近い、主の日は近い。 その日は暗雲の日、諸国の終わりの時だ。」エゼキエル書 30章3節
30章はエジプトが徹底的にさばかれることを示します。
エジプトの町々は廃墟となっていきます。7節。
国は、北から南まで、どの町も逃れられないのです。すべての町が打たれます。16節。
諸国は、初めの頃主はイスラエルの主であり、イスラエルだけをさばくことができる神だと思っていました。
しかし、ここでハッキリと主は諸国をさばくと語られます。
主の日とは、主がさばきをおこなわれる日のことであり、同時に諸国が、この方こそ真の神、主であることを知る日となるのです。
暗雲の日とは、主のさばきが恐ろしい日であることを象徴的に示すことばです。
栄華を誇ったエジプトは曇り、日常は雲で覆われてもう栄華の欠片もなくなるのです。
そしてエジプトだけでなく、主を信じない諸国へとさばきがおこなわれることを示唆します。
主は、全世界の主、神であることを人びとが知り、主に立ち返ることが主の望まれていることです。
私たちは、こうして聖書を読み、主を知っていることを喜ぼう。私たちには、今も晴れの日です。
シャローム