「耳のある者は聞きなさい。」 ヨハネの黙示録 13章9節

十本の角と七つの頭を持つ獣が登場します。
この獣は、主に敵対しキリスト者を苦しめる存在です。
キリスト者を迫害するだけでなく、神様を冒涜する存在です。
しかし、ある限られた期間だけは強い力を振るって地上を支配します。

もちろん、支配と言っても完全なものではありません。
しかし、その期間はキリスト者は、忍耐をしなければなりません。
獣が特別な力を振るっても、信仰者は特別な力で対抗するのではないのです。

主のことばに信頼して、最後まで聞き従い耐えるだけです。
聞くこと。
主のことばを聞いて従うことが、耐え忍び、獣とサタンに対抗して勝利できるのです。

耳のある者は聞きなさいと主は言われます。それは私たちが聞いているようで聞いていないからです。
耳があるのに聞いていないのは残念なことです。
主のことばを聞くことから始まって、聞くことで完成します。
どんなに恐ろしい力を持つ獣やサタンが目の前に現われて私たちを苦しめても、主のことばを聞いている人は耐え忍び、勝利できます。
今の時代に聞くことと、忍耐と、信仰が問われています。

シャローム