「十字架から降りて来て、自分を救ってみろ。」 マルコの福音書 15章30節
15章の続きです。
イエスさまが十字架に磔になったとき、その足下では、兵士たちがイエスさまの衣をどう分配しようかと決めています。
通りすがる人は、イエスさまを見てののしるのです。
この人たちは、イエスさまのことをまったく知らない人たちではありません。
イエスさまのお話を聞いたことがある人たちです。
以前聞いた時、そのお話しの内容には、驚き、そして喜んで聞いていたはずです。
しかし今は、そのお話を馬鹿にしてののしるのです。
イエスさまが十字架の上につけられて、血を流したので、罪人が救われたのです。
イエスさまは、自分を救うのではなく、ののしるような人たちを救うために自分を犠牲にしたのです。
あなたを救うために、十字架の上につけられたのです。
それがイエスさまの愛です。
そしてそのイエスさまをののしるのが罪人の私の姿です。
シャローム