「主はモーセに言われた。「族長たちは一日に一人ずつの割合で、祭壇奉献のために彼らのささげ物を献げなければならない。」民数記 7章11節 (2017新改訳)

聖書は誤りなき神のことばである。
私たちはそう信じています。
聖書のことばには、私たちの罪の赦しと永遠のいのちに関して、足りないことばは一つもなく、付け足すべきことばもありません。

この民数記を記した執筆者、そして後の時代の写本の製作者は、一つ一つのことばと真剣に向き合い、書き留めました。
ここ11節から先、12人の族長が全く同じささげ物を、主の前に献げます。
それは皆、公平に同じだけを献げるのです。
誰も省略したりしませんし、余分に多く献げることもしません。
すべて主の命じるままです。

写本の製作者、記述者も全く同じであることを正確に記します。
誰もいい加減になどしないのです。
同じことばを記します。
現代のように「コピペ」が簡単にできる時代、技術ではありません。
向き合い、大切に記します。
一点一画も、崩すことなく書き留めたのは、献げた人が、霊と真を持って、誠心誠意献げて主に従ったことを知っているからです。

私たちも、毎日、主のことばを一語一句聞き漏らさないようにと、心を尽くして聞き従いたいのです。
神のことばは崩れない。
崩れる危険があるのは、私の主のことばに向き合う姿勢です。
注意して聞きたい。
シャローム