「イエスは答えられた。「第一の戒めはこれです。『聞け、イスラエルよ。主は私たちの神。主は唯一である。」 マルコの福音書 12章29節
12章の続きです。
全ての戒めの中で、どれが第一の戒めですかとの、問いにイエスさまは答えられました。
主が与えてくださった戒めは、本来、私たちを縛り制限を与えるためのものではなく、私たちが真に幸に生きるための戒めです。
神さまのことばです。
その戒めを破れば、厳しい罰が与えられるというものとは違うのです。
言い換えれば、私たちが迷い出ないために守ってくれる城壁のようなものです。
ですから、どれが大切で、次にはどの戒めが大切なのかではなく、すべてが私のための大切で一番のものです。
しかし、私たちはその戒めをすべて守ることはできないのです。
しかし、一番大切なものを知ることは必要です。
一番を知れ、守るならば、それに続くものを守ることができるでしょう。
それならば、私たちが知るべきことは一つです。
神が存在しておられること。
その神とは、真の神のことであり、唯一の存在であること。
全ての戒めも、この世界の全ても、この方から生み出されたものであることを知ることです。
この神を知り、信じることから、私の幸いな人生が始まるのです。
シャローム