「あなたがたは、あらゆる点で豊かになって、すべてを惜しみなく与えるようになり、それが私たちを通して神への感謝を生み出すのです。」コリント人への手紙 第2 9章11節
コリントの教会がマケドニアの教会の困窮を援助するために献金をすることについてパウロが語っています。
あらかじめ献金を準備することで、神への献身の心を明らかにすることになるのだとも教えます。
そして、献げるときには惜しみなくするようにと勧めます。
その上でパウロは、献げることでコリントの教会が乏しくなることはないばかりか、むしろ豊かになるのだと教えるのです。
私たちは、イエス・キリストを救い主と信じたときから、豊かになっているのです。
それも目に見える財産ということに限らないのです。
ここ11節では、あらゆる点で豊かになると教えてくれます。
そうです何よりも私たちは滅びる者から永遠のいのちを持って神とともに生きる者に変わりました。
そして終末の日には主イエスと再会をはたして、御国に住むことが約束されています。そこには私のためにイエス様が備えてくださった住まいがあるのです。
主イエスによって与えられ、備えられている私たちなのです。
乏しいように見えることがあっても実は豊かです。
そして惜しみなく、喜んで献げ、仕える姿は、隣人が神様への感謝の心を生み出すようになります。
いいえ、それ以前に私たちは献げながら感謝する生き方ができるのです。
迫害、命の危険を経験しながら、惜しみなく献げ仕えている先人パウロの姿がそのまま証人です。
シャローム