「イスラエルの子らはこの安息を守り、永遠の契約として、代々にわたり、この安息を守らなければならない。」 出エジプト記 31章16節
七日目の安息日を守ることが厳しく命じられています。
今朝、興味深いと感じたのは、天幕、祭壇、その備品の準備、そして祭司の式服について命じた後に、改めて安息日を守れと命じられていることです。
安息日を守ることを命じた後に、礼拝のための準備を命じたのではないことに心が向きました。
安息日をただ仕事をしないで守れば良いのではないのです。
主のことばをよく聞いて、準備をし、主の前に進みでて礼拝を献げ、主と交流を深めるのが安息日です。
ですからイエス様の時代にパリサイ人や祭司たちが安息日を形だけ守ることに力を向けていることをイエス様は悲しみ、叱責したのです。
安息を守るのは、主を信じ、主と深く関わり、主のことばを聞き、祈りと賛美を通して深く交わることです。
そこには真の安息、憩う時間があります。
毎週の礼拝を守ることには心を定め、力を注ぐ必要があるでしょう。
しかし、守るとき、そこには休息があるのです。
休息のない礼拝の日は、礼拝の時間はありません。
シャローム