「どうか、私を保証してくれる人を あなたのそばに置いてください。 ほかにだれか誓ってくれる人がいるでしょうか。」ヨブ記 17章3節 (2017新改訳)
2節では、ヨブは夜眠ることもできないと告白します。
友人は既にヨブを嘲る者になってしまい、苦しめられてヨブは目を閉じて眠ることもできないのです。
しかも友人たちの語る義と罪は、神のそれにはほど遠くて、価値がないのです。
さらに後半の15節では、絶望してヨブの希望はどこにあるのか、希望を見出せないと嘆いています。
しかし前半の、ここ3節では、ヨブは正しく訴えて祈り願います。
ヨブのことを執り成し弁護して下さる方、助けることができる方は、神以外にはいないのだと言う、告白です。
神から来る試練、今の苦しみを取り去ることができるのは神以外にはいないのです。
ヨブは、絶望したり、神に正しい心と理解で叫び求めたり、揺れ動いています。
でもヨブは友人たちに反論したり、論破しても、そこには助けはないうことを知ったのです。
私の助けは、あの高い山、天の神から来る。
絶望して叫びながらも、ヨブは神さまの助けを見出しかけているようです。すばらしいことです。
私たちは既に、救い主であるイエス様のことを知らされています。これは本当に幸いであり、一番の恵みです。
「ほかにだれが」と、ヨブはここで叫びます。
私たちは、イエス様のほかにだれが必要でしょうか。必要ありません。
私には完全な助けが与えられています。その恵みを深く味わっておきたい。
シャローム