「人の愚かさは自らの道を滅ぼす。 その心は主に向って激しく怒る。」箴言 19章3節

自らの道を滅ぼすとは、自分が愚かであることによって滅びに向って行くことです。
この滅びとは、物事の成功失敗ということではなく、永遠の滅びという意味です。
永遠の滅びから逃れる道を神さまは示しておられるのに、愚か者は神に聞き従いません。
そしてどこまでも自分の責任を認めないのです。
さらに滅びると分かると、今度は主に向って怒りを表すのです。
考え違い、見当違いも甚だしいものです。

主は、怒るに遅く、忍耐と寛容を持って罪人である私たちに語り続けてくださっています。
そのことばを聞くならば、滅びではなく永遠のいのちを得ることができるのです。
その恵みには感謝と賛美しかありません。

14節には「賢明な妻は主からのもの」とあります。家と財産にも勝るものが主から与えられるのだと、比べられて記されています。
しかし、愚か者は神からのすばらしい贈り物に気がつくことができないのです。
そして滅びに向います。自ら滅びを招き入れるのです。

私たちは真っすぐに主に向い、謙遜で素直な心で主のことばを聞きたいものです。
シャローム