「わたしが彼らの上に手を伸ばし、すべて彼らの住む所、荒野からリブラまでの地を完全に荒廃した地とするとき、彼らは、わたしが主であることを知る。」」エゼキエル書 6章14節

「わたしが主であることを知る」と、7節で語られて、続けて、10節、13節と繰り返して語られます。
主は、このことを強く彼らに示して求めているのです。
主に背き、主の前に罪を重ねてきた民に、いよいよさばきがおこなわれます。
偶像礼拝をしていた場所は滅ぼされ、彼らは虜となっていきます。

ここ14節でも「彼らの住む所、荒野からリブラまでの地」と、表現されて、逃れる場所はなく、すべての地がさばかれることが示されるのです。
徹底したさばきです。

しかし、主は彼らの大きな罪に対して、重いさばきを与えるというのではないのです。
彼らが、さばきを通して「主であることを知る」ということを望まれています。
真の神はただ一人、この方しかいないことを知ることが大切です。
そして、その先には主に立ち返ることが求められています。

真の神、主を知ることが、私たちに必要で大切なことです。
神と私とは、主である方とこの方に愛され、仕える私であることを知る。
そこからすべてのことが始まります。

シャローム