「するとイエスは、彼らにお尋ねになった。「あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」ペテロがイエスに答えた。「あなたはキリストです。」」 マルコの福音書 8章29節
8章の続きです。
イエスさまが、たくさんの病の人を癒やしました。癒やしを求めた人はすべて癒され、癒されなかった人はいません。
五千人の人を満腹させて、パン切れが余り12のかごいっぱいとなり、四千人の人も同じように食べて満腹して、パン切れが七つのかごにいっぱいになりました。
他にも、汚れた霊につかれていた人から霊を追い出して、その人を癒しました。
多くの人に神の国について話しました。
それらの出来事を経験し、目撃をした人々はイエスさまのことを「バプテスマのヨハネ」また「エリヤ」だと、噂していました。
弟子たちもその噂を聞いています。
そこでイエスは弟子たちの一人ひとりに尋ねたのです。
「だれだと言いますか」
この時ペテロは「キリスト」すなわちメシヤ(救い主)だと、答えます。
この時のペテロの信仰と、その信仰告白が確かなものであったとは言えないでしょう。
まだまだ理解も足りず、信仰も欠けがあります。不十分な信仰です。
でもそれでもかまいません。
大切なことがあります。
他の人の評価、他の人がどう思っているかは関係がありません。
イエスさまは、私に尋ねるのです。私を選んで尋ねてくださるのです。
ですから私はイエスさまと顔と顔を合わせて答えるのです。
私が、救い主イエスを信じて、信仰の告白をすることが大切です。
イエスさまは、私の答えを待っていてくださる。
足りないところはイエスさまが導き、満たしてくださるのです。
私がイエスさまと向き合い、信仰の告白を明確に口にすることが大切なのです。
尋ねてくださるイエスさまの愛に感謝します。
シャローム