「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」 ペテロの手紙 第一 5章7節
ペテロは、手紙の最後に教会の長老である指導者にお勧めを語ります。
それはリーダーとしての心得、実際の方法と言うよりは、主イエスを信じる者のすべてに当てはまるお勧めです。
すべての人の模範となれるように、主イエスを信じて従う生き方です。
そしてここで簡単なのに簡単にはいかない歩み方を教えています。
「思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい」というのです。
私たちは、様々なことで思い煩う者です。小さなことと思うようなことでも思い煩うのが私です。
それは私には決して小さくないのです。
それをすべて神に委ねるのです。そうすれば平安と解決が届きます。
何故なら、全能で愛の神様があなたのことを心配してくださっているからです。
しかし、分かっているはずなのに、私たちは思い煩いを自分だけで抱えてしまうのです。
神様にゆだねることができないのです。
それも罪人の欠片が私の中に残っているからでしょうか。
でも、主は私を捕らえ、私の罪を赦し、私をきよめてくださったのです。
ですから、私たちはただ、信じてゆだねるのです。
私が思い煩う以上に、神が私のことを心配していてくださるのです。
ゆだねることは信じること。
シャローム