「群衆は食べて満腹した。そして余りのパン切れを取り集めると、七つのかごになった。」 マルコの福音書 8章8節
8章に入ります。
四千人もの人が、イエス様の周りに集まっていました。彼らは食べる物を持っていなかったのです。
このままで空腹で家に帰ることもできなくなってしまうという状況でした。
しかし、イエスさまが彼らすべての人の空腹を満たしてくださったのです。
そこには感謝の祈りと、神をほめたたえるイエスさまの姿がありました。
イエスさまならば、七つのパンと、子魚がなくても彼らに食事をさせることは可能です。
しかしイエスさまは、ここで神への感謝と賛美こそが私たちの生活を満たす源であることを教えてくださったのです。
私の毎日に感謝と賛美が溢れているのか、もう一度確認したい。
そして主の恵みは私の想像を超える大きさです。
ここでパン切れは残ったのです。
「七つのかご」とあります。7とは、完全数です。有り余るほどの恵みが完全に与えられるのだということを教えています。
神さまの恵みは、このようにいつも私の願いを超えて溢れ出すほどのものなのです。
いえ、神さまの恵みとは本来そう言うものなのです。
私のためにイエスさまは惜しみなく与えてくださるのです。
その恵みを本当の意味で受け取り味わうためには、私の生活に感謝と賛美が必要なのです。
シャローム