「何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。」 ペテロの手紙 第一 4章8節

困難も経験している信仰者たちをペテロは励ましつつ勧めます。
主イエスと再会をする終末の日が近いことを教えるのです。
この地上が終わり、新しい天と地が造られる日が近いのだから困難も我慢して耐えなさいというのではありません。
その日は確かに近いのです。
ですから、その日まで十分に備えるのです。その日になって慌てることがないようにするのです。

何をすれば良いでしょうか。
前の節では、祈って備えること、祈るために、心を整え身を慎むように教えます。
そして「何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。」と命じます。
愛のない祈りは主に答えていただけない。
いえ、愛がなければ、愛の心のない人は祈ることができないのです。

神が私を愛してくださったので、私の罪が赦される道が与えられたのです。
その神様の愛が分かったのならば、私たちは互いに愛しあい、そして祈り支え合うのです。
そうやって、愛し合い、祈り合い、互いに仕え合って困難を通り、かの日に主イエスと再会を果たすのです。
恥じることなく、隠れることなく、その日を迎えてイエス様とお会いしたい。一刻も早くお会いしたいのです。

シャローム