「知恵のある子は父を喜ばせ、 愚かな子は母の悲しみとなる。」箴言 10章1節
ここ10章から、ソロモンの箴言が収められています。
10章は、二つの対比で語られています。
祝福を受ける人とさばきを受ける人。
良いものと悪いもの。
それは神を信じる人と神に背く人の対比です。
知恵のある子とは、神さまのことばを聞いて従う人のことです。
愚かな子とは、知識がないことではなく、神さまを恐れないで従わない人です。
1節では、父と母という両親にたとえられて、一方は父を喜ばせ、他方は母を悲しませるとたとえます。
しかしこれは結局のところ、自分自身の祝福となるか、滅びとなるかを表しています。
10章の後半の30節を読むと、神に従う人は平安と祝福を得て生活することができるが、神に背く人は安住の地が与えられることはないことを示します。
愚かな人は、一時の楽しみや富を得ても、最終的には彷徨い歩いて滅びに向かい、安住することができません。
愚かな子の存在は母の悲しみにもなるのです。
良いものを得るため、知恵を得るために労するのではなく。
神のことばを聞いて従うところから恵みを受け取っていきましょう。
1週間の初めの日です。神さまのことばを聞くことから始めましょう。
シャローム