「このように、子弟たちの罪は、主の前で非常に大きかった。この人たちは主へのささげ物を侮ったのである。」 サムエル記 第1 2章17節
祭司エリの2人の息子は、祭司の立場にありながら罪を重ねていました。
祭司が食べることが許されているささげ物がありますが、それは主に心からささげられた後に下げられて祭司が食べるのです。
しかし、彼らはささげられる前に、それを奪い取ったのです。
しかし、それは礼拝者から奪い取ったのではなく、主から奪い取り、足蹴にしたことなのです。
それも主の住まいである神殿でそれをおこなったという、ひどい罪なのです。29節。
彼ら2人は、それを主が知ることがないと侮っていたのでしょう。
しかし、主はその行いを知っており、彼らの心の罪をも見ておられるのです。
主の前にどのように行動をし、その時の心はどのようなものなのかを、私たちは自分自身をいつも見張っていなければいけないのです。
隣人を侮ることは主を侮ることに繋がっています。
その行動は、自分の心と繋がっています。
2章は、息子サムエルを与えられた母ハンナの賛美の声で始まっています。
その賛美は、息子を得た感謝の前に主の栄光をほめたたえる賛美です。
主に向かうハンナの心からの賛美とエリの2人の息子の行動があまりにも違うことに驚くのです。
私たちは、いつも主を心から賛美して行動をする者でいたい。
シャローム