「いつもは彼らが民をさばくのです。〜 彼らにさばかせて、あなたの重荷を軽くしなさい。こうして彼らはあなたとともに重荷を負うのです。」 出エジプト記 18章22節
モーセのしゅうとイテロと荒野の旅の途中で再会した時のできごとです。
朝から夕方まで、モーセが一人で民の中で起きることをすべてさばいていることを、イテロは良くありませんと指摘します。
そして、民の中で誠実な人を見つけて、リーダーとして立てることを進言したのです。
モーセは、素直にそして直ちにそれを聞き入れます。
実生活において考えるならば、この進言は職務を分けただけのように見えますが、そうではないのです。
モーセと民は、みんなで主の導かれる旅を進み、約束の地を目指しています。
同じ心で行動しているのです。
その時、するべき業とその責任を担い合うのです。
重荷を負うのです。
互いに支え合って、主に従うのです。
信仰者の日日々は、一人では大変なことが次々と起きることでしょう。
しかし、信仰者は重荷を負い合い、支え合うことができるのです。
重荷を負うのは、喜びをともに喜び、悲しみもともに悲しむことです。
仕事の量を減らすことではなく、愛し合うことです。
愛し合う信仰の日々には、重荷は苦しみで終わらない。
主イエスがともにいてくださる。
シャローム