「知恵は呼びかけないだろうか。 英知はその声をあげないだろうか。」箴言 8章1節
ここで言う知恵とは、もちろん神の知恵のことです。
知恵が擬人化されて語っています。
21節までは、知恵が呼びかけています。
続いて31節までは、知恵の持っている神的な意味を明かします。
最後の36節までが、結びのことばです。
神の知恵を得ることで私たちをわきまえのある者として生かします。
神から恵みを受け取ります。
それは真に幸いな生き方を与えてくれます。
反対に知恵を得ない者は、神をあざける者となり、滅びへと向うのです。
自由気ままに生きているようで、自分自身を見失い滅びるのです。
そして私たちは知恵を得ることができるでしょうか。
私たちは、知恵を見出すことができるでしょうか。
できるのです。
実は、知恵は私に呼びかけているのです。
声を上げて、私を呼んでいます。
見つけられないのではなく、私が聞いていないのです。
知恵は、わたしに向って神のことばを聞いて従うように声をあげています。
見つけにくいのでは、私が耳をふさいでいるのです。
良く聞くこと、そこから本当に必要な神の知恵を受け取ることができます。
今も、知恵は声を上げてくれています。
シャローム