「それをいつも心に結び、 首に結びつけよ。」箴言 6章21節

ここでは「父の命令、母の教え」をこのようにして守り、決して捨てることがないように命じます。
それは父と母を通して教えられた神さまのことばであり、戒めであり、導きのことです。

いつも心に結びとは、私の行動、生き方のすべてに神さまのことばを基盤にし、同時に前を歩く導きとして生きよということです。
心と行動は一致していなければなりません。
神さまの前に行く時だけ、礼拝の時だけ、神さまのことばを聞くということではいけないのです。

また、心に結ぶだけでなく、首にも結びつけよと命じています。
首が神さまの方ではなく、悪の方向へ向いてしまうことがないように、結びつけて歩くのです。
首に結ばれていれば、いつも邪魔となって目に入ります。そうすることで、神さまのことばを忘れてしまうことがなくなるのです。
いつも首に何かが結びつけられてぶら下がっていたら不便です。邪魔です。
だから気にして歩くことになるので、良い結果を生むのです。

自分では見えない心に結びつけ、邪魔になる首に結んで歩くのです。
そうすることで私は主とともにいつも歩き、生きていることを覚えることができます。
シャローム