「主がエジプトの王ファラオの心を頑なにされたので、ファラオはイスラエルの子らを追跡した。一方、イスラエルの子らは臆することなく出て行った。」 出エジプト記 14章8節
エジプト出発の初めの時の出来事です。
神様を信じないファラオとその民は、イスラエル人を解放してしまったことを後悔します。労働力である都合の良い奴隷を失ったと考えたのです。
神、主のことばなど簡単に忘れています。頑なな人の罪深い心が現われています。
一方と、記されるイスラエルの子らは「臆することなく」出て行くのです。
この日までの数々の神様の奇跡と、イスラエルの子らを特別に守ってくださる主の恵みを経験したので、なにも恐れないで立ち上がり行動することができたのです。
主のことばを聞いて信じ、そのことばに従う。
臆することなく従うことがとても大切です。
そして臆することのない心、主への信頼はいつも持っていなければなりません。
残念ながら、イスラエルの子らは直ぐにエジプトの軍勢の多さ、力を見て怖くなり、モーセと主に呟いてしまうのです。
臆することなく行動するのには、同時に、自分の心をも臆することなく見張り続けて、主だけを信じて歩むことが大切です。
主は、必ず守り導いてくださいます。
シャローム