「もし自分には罪がないと言うなら、私たちは自分自身を欺いており、私たちのうちに真理はありません。」 ヨハネの手紙 第一 1章8節

主は義であり、私たちは罪人であるということを明らかに語っています。
ヨハネは教会に集う人たち、集おうとしている人たちに、自分たち信仰者との交わりを勧めます。
その交わりを通して、主との交わりに入り、次いでその人が主との深い交わりに入るよう勧めます。
ヨハネとの交わりは、ヨハネが正しく立派な人だから交わりを持つことを勧めるのではありません。
むしろ逆です。
ヨハネは自分の罪を告白しています。
罪があることを自覚して告白する人が、神様の真理を知り、神の義に与れるのです。

正しく立派な人が、真理を語るのではなく、罪を自覚して告白できる人が真理を伝えることができるのです。
真理は、イエス・キリストのうちにあります。
信仰者が真理を語るのではなく、主イエスを紹介することが真理を語ることになるのです。

他の人の罪を告発するのではありません。自分の罪を告白できる人が神の真理を知っている人です。
その人は、神に自分が愛されていることを知っているからです。

シャローム