「わが子よ、私の教えを忘れるな。 心に私の命令を保つようにせよ。」箴言 3章1節

父が息子に語ります。それは神さまが私に語ってくださっているのです。
3章も、幾つもの並行した表現、反復して強調し教えることばがあります。
最初の1節では「教え」「命令」と、言葉を変えていますが、父が語る言葉を示します。
父の言葉は、教えあり、守るべき命令でもあります。
これは主が荒野で与えてくださった「十戒」にも通じます。

父なる神さまの命じる言葉は、私たちを強制的に苦しいこと嫌なことをさせると言う命令ではありません。
私たちが幸いを受け取り、平安に生きるために守るべき指針です。
教えられて学び、命じられて従うことで、身につけます。

さらに「忘れるな」「心に保て」と命じます。
私たちは、ただ聞くだけでは鈍い者なので忘れてしまったり身につきません。
忘れないで心に保つとは、心に刻み込んで、それを実践しなさいと言う命令なのです。

父なる神さまのことばは、聞いて従うことに意味があり、価値があります。
それを素直にする者は、神に守られ、神から祝福され、ほめていただけるのです。
忘れないように、日々の生活の中で、神さまのことばを実践して行こう。
シャローム