「主は御民の角を上げられた。主にある敬虔な者すべての賛美を 主の近くにいる民 イスラエルの子らの賛美を。 ハレルヤ。」詩篇 148篇14節

万物に賛美を呼びかける詩篇です。
創造主である主が、造られたすべてのものに賛美を呼びかけます。
それは御使い、天の太陽、月や星から海、海に住むもの、そして火や雹、雪や煙という自然の事象に至るまでのすべてのものに対して呼びかけています。
特徴としては「主は御民の」「主にある敬虔な者」と、二つを並べることです。
14節は続けて「主の近くにいる民」「イスラエルの子ら」と、二つ並べたものを、続けて二つ並べています。
この表現ですべてのものということを、さらに強く訴えるのです。

私たちが生きるこの世界で、主を賛美することから漏れる存在はないのです。

そして主は「角を上げられた」と、言います。
賛美する力を与えて導いておられるのです。

そして11節の「地の王たち」と言う表現から、最後の「イスラエルの子ら」までは、私たち人に向って呼びかけられています。
主を賛美することの中心に私たちはいなければいけないのです。
主は、太陽、月、星から自然にいたるすべての賛美の中心に、私たちが主を信じて賛美することを求めておられます。
そして特別に賛美する力を与えてくださっています。

私たちの朝から夕べに、賛美から始まり賛美で終える喜びを与えてくださっています。
この喜びは、すべての人に共通する喜びです。
ハレルヤ。主をほめたたえよ。

シャローム