「主はマナセとその民に語られたが、彼らは耳を傾けなかった。」歴代誌 第2 33章10節 (2017新改訳)

次の王となったマナセは、父ヒゼキヤのように主の目にかなうことをおこなわないで、かえって、主の目に悪を行いました。
そんなマナセに対して、主は、すぐに御怒りとさばきをくだすのではなく、語りかけてくださるのです。
しかし、マナセ王も彼の民も、主のことばに耳を傾けないのです。

私たちは、主の前に本当にどれほど頑なで罪深い者なのでしょう。
御怒りで、即座に滅ぼされても、弁明の余地の無いことをマナセはしているのです。
しかし主は語りかけ、悔い改めて、主のことばを聞くことを待っていてくださる。
それなのに、王も民も聞こうとしないのです。
これが、実に、私の姿です。
マナセではありません。私です。

マナセは、続く123節で、苦しみに会った時に、その苦しみの中で、主の嘆願したとあります。
そして主は赦してくださる。

苦しみを経験しなくても、主の語りかけを聞いたのならば、悔い改めて主を愛する生活に戻れる者でいたいです。
主の語りかけを、聞き漏らさないようにしたいと思います。
シャローム