「彼は主の目にかなうことを行ったが、全き心をもってではなかった。」歴代誌 第2 25章2節 (2017新改訳)

主を捨ててしまったヨアシュ王にさばきが下り、ヨアシュが死んだ時、彼の子であるアマツヤが王になります。
アマツヤは、律法に従って行動しましたが、それは全き心から従っていたのではありませんでした。

彼はその治世に中で、主の助けを得てエドム人を討つことができましたが、その時、セイル人の神々の像を持ち帰り、それを自分の神々としました。
そして、その神々を伏し拝み、犠牲まで供えたのです。

全き心で、主を愛し、主のことばを愛して従っていなかったアマツヤの心は、このようなことをしてしまうのです。
表面上は律法を守っているようでも、心から主を愛して、そのことばを守ろうとしないので、自分勝手な礼拝をして偶像をあがめてしまうのです。

全き心で、主を信じて、従うとは、主のことば、声を聞くことから始まります。
聞きたくないような厳しいことばでも聞くのです。
聞くことで心が取り扱われて、悔い改めに導かれ、恵みと回復を得ていけるのです。

反対に聞かなければ、主の目にかなうことを行っているはずなのに、主から遠く離れてしまい、偶像の前で伏し拝むような日が来ます。

全き心は、良い行動をすることよりも優先します。
全き心は、聞くことを優先します。自分が語るより先に聞くのです。
全き心は、恐れや不安を取り除きます。
全き心で、主の前に行き、礼拝を献げましょう。
日曜日です。主に私の心を探っていただき、全き心へと変えていただきましょう。
シャローム