「天の神に感謝せよ。 主の恵みはとこしえまで。」詩篇 136篇26節

「主の恵みはとこしえまで」
136篇は、26節あるすべての節でこのことばが繰り返されるのです。
1節と最後の26節は「天の神、主に感謝せよ」と、声を上げています。
136篇の全体を読むと、背景には出エジプトからカナの地への移住した時のことが語られています。
その歩みのすべてが主の守りと導きの結果であり、主が与えてくださった恵だと分かります。

主は私たちに恵みを与えてくださいますが、それは遥か昔に主が与えてくださり結んでくださった契約によるのです。
主はその約束を忘れないで、変えることがありません。
もし、私たちが主と結んだ約束を忘れ、迷い出てしまっても主は必ず連れ戻してくださる。
そしてまた、恵みを与えてくださる。

主が私たちに与えてくださる恵みとは、永遠に変わることがありません。
だから感謝します。

主の恵みは変わることがないのだと、私は心に刻みます。
そして主に感謝することを忘れることがないようにと、私は心に命じます。
26もの事柄を数え上げて、主の恵みに感謝する日が私の一週間の生活の中にあるだろうか。
私は、この詩人に倣うように主への感謝と恵みを覚えているだろうか。礼拝の日曜日の朝、そんなことを思いました。
だから繰り返そう。
「天の神に感謝せよ。 主の恵みはとこしえまで。」
シャローム